インプラント治療に年齢制限はありますか?
明確な年齢はありませんが、あごの骨は成長途中の状態でインプラントを埋め込むと、骨の発育に影響が出る可能性があります。そのため、骨の成長が完了していない若い年代の方には、基本的にはインプラント治療は行いません。成人以降であれば、全身の健康状態を考慮したうえで治療が可能です。
入院は必須ですか?
入院の必要はありません。インプラント手術は外来で行うことができ、手術後に少し休んでいただいた後そのままご帰宅いただけます。
高血圧がありますが治療を受けられますか?
血圧が適切にコントロールされている方であれば、インプラント治療が可能なケースは多くあります。ただし、心臓疾患やその他の全身的なご病気がある場合には、治療にあたって注意が必要です。現在服用されているお薬や体調について伺い、必要に応じてかかりつけ医と連携しながら治療を進めますので、まずはご相談ください。
他院で「インプラントはできない」と言われましたが、治療をあきらめなければなりませんか?
実際にお口の状態を拝見してからの判断となりますが、「骨が薄い」「骨量が足りない」といった理由で断られたケースには、当院で対応できる場合があります。当院では、骨を補う骨造成などの治療を組み合わせることで、インプラントが可能になることもあります。他院で難しいと言われても、諦める前に一度ご相談ください。
インプラントはどれくらいの期間使えますか?
適切なケアを続けることで、非常に長期間お使いいただくことが可能です。 これまでの調査では、インプラントは10~15年の経過をみても上あごで約90%、下あごで約94%が良好に機能しているという報告があります。これは、ブリッジや入れ歯が多くの場合10年以内に作り替えが必要となることを考えると、インプラントは長期的に安定した治療方法であるといえます。 ただし、毎日の清掃がおろそかになると、天然の歯と同様に周囲に炎症が起こり、数年で悪化することもあります。逆にいえば、適切なメンテナンスを続ければ、何十年にもわたり快適に使用できる可能性があります。
インプラント治療は誰でも受けられますか?
基本的には幅広い年齢の方に適応できますが、体調や生活習慣によっては慎重な判断が必要です。 成長途中の方は骨の発育に影響が出るため治療は行いません。また、チタンに対するアレルギーがある場合や、口腔内を清潔に保つ習慣が難しい方、継続的な通院が困難な方は治療に適さないことがあります。 さらに、重度の全身疾患がある方、妊娠中・授乳中の方、骨粗しょう症の治療を受けている方、また進行した歯周病がある場合は、まず全身状態やお口の環境を整えることを優先します。 治療が可能かどうかは、診察と相談のうえで丁寧に判断いたします。
金属アレルギーがあります。インプラントは問題ありませんか?
インプラントに用いられるチタンは、金属アレルギーの発症が非常に少ない材料です。 チタンは人工関節や骨折用の固定具など、医療分野で広く使用されている金属で、生体との親和性が高いことが特徴です。そのため、多くの方は問題なく使用できます。 とはいえ、ご不安な場合は、事前にパッチテストなどでチタンへの反応を確認することも可能です。心配な点があれば、遠慮なくご相談ください。
手術後に痛みや腫れは出ますか?
痛みや腫れが出ることはありますが、処方薬でコントロールできる程度です。 手術中は局所麻酔がしっかり効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れたあとに、抜歯後と似た軽い痛みやズキズキ感が現れることがありますが、痛み止めを内服すれば落ち着きます。また、腫れも手術に対する体の反応として起こるものですので心配はいりません。抗生剤を指示通りに服用し、必要に応じて冷却を行えば、数日で改善していきます。
手術の翌日は仕事や学校を休む必要がありますか?
多くの方は翌日から普段どおりの生活が可能です。 インプラント手術は外科処置ではありますが、侵襲の程度は抜歯と同程度です。手術当日は無理をせず安静にしていただく必要がありますが、翌日には仕事や学校などの日常生活に戻っていただいてかまいません。ただし、運動・長時間の入浴・飲酒など、血流が過度に高まる行為は控えてください。
手術にはどれくらいの時間がかかりますか?
1〜3本程度の埋入であれば、おおよそ1時間前後です。骨造成を行う場合や複数本同時に手術する場合は、処置内容によって時間が延びることがあります。カウンセリング時に、実際の治療計画に基づき目安時間をご説明いたします。
インプラントを入れたことは周りから分かりますか?
見た目で判断されることはほとんどありません。 インプラントは顎の骨の中に埋め込まれ、その上に自然な形状と色調の人工歯を装着します。近年は審美性に優れた材料やパーツが多く開発されており、「噛んだ時に音がする」「人工歯が不自然」という従来の問題は大幅に改善されています。会話や食事も自然な感覚で行えますので、ご安心ください。
手術後は歯がないまま過ごすことになりますか?
ほとんどのケースで仮歯や仮の入れ歯を装着します。 前歯のように見た目が気になる部分では、可能な範囲で手術当日〜早期に仮歯を装着し、日常生活に支障がないよう配慮します。ただし、傷口や骨の状態によっては数日〜数週間待つ場合があります。治療前の診察で、仮歯のタイミングについて詳しくご説明いたします。
